ハンミョウ見放題…【虫編】鹿児島1週間ショートステイで出会ったいきものたち【昆虫・は虫類など】

ハンミョウ見放題…【虫編】鹿児島1週間ショートステイで出会ったいきものたち【昆虫・は虫類など】

2018年の夏もかなり涼しくなってきました。朝晩だけなら冷房も必要ないくらいです。一歩外に出るだけで嫌気がさすような灼熱地獄から抜け出せるいっぽう、同時に虫たちの姿が見えなくなっていく切なさ……。虫嫌いの人にとっては最高のお知らせですが、私はむしろ寒いだけの冬が恐ろしくてなりません。

さて、今回は鹿児島旅の虫特集です。7月末に1週間ホテル滞在してからかなり経っていますが、鹿児島の観光記事もひとまずこれでおしまい。ではさっそくご紹介していきます!

平川動物園

まずは1日目の平川動物園から。キラキラの青いしっぽで有名なニホントカゲ。こちらはもう立派な大人なのか、頭から尾まで落ち着いた黒っぽい色でした。お顔がかわいい。

メインの動物たちはこちらでご紹介しています。

 

大阪ではクマゼミが主人公的役割をしていますが、鹿児島ではアブラムシもたっっくさん目撃しました。私たちにとっては馴染み深いセミですが、世界的に見るとこうして色の付いた翅を持つセミはけっこうレアなのだとか。もっとも、動物園でセミを撮影する人はなかなかいないでしょうが。

 

コアラゾーンの近くで休憩中に見つけたヤモリの仲間。あまり見慣れない模様でかなり大きかったのですが、この地域ならではの種でしょうか。

猫よりも細い目は若干こわいですが、壁にペタッとはりつく手はめちゃくちゃ可愛いです。トカゲのすらりとした手とはまた違う魅力があります。

クレインパークいずみ ツル博物館

 

2日目のクレインパークにて、公園内で撮影したいきものたちです。上の写真は…シオカラトンボでしょうか。トンボの同定はかなり苦手なのでまったくあてになりません。原始的な昆虫として知られていますが種類は多いのです…!

ツル博物館では、出水市に飛来するツルをはじめ世界のツルの剥製が展示されています。

 

小さいお子様でも足をつけて遊べる水場…の端っこで身をひそめるオタマジャクシ。撮影中は気付かなかったのですが、なんとトンボの幼虫ヤゴもひっそり岩にへばりついていました(写真中央)。

3~4センチくらいの小さなカニえ、どこからやってきたんだろう……。公園内に水場はたくさんありますが、カニはこの1匹だけでした。ちょっと寂しそう。

仲良くくっつきながら泳ぐアメンボ。カメラを向けるとそっぽを向いてしまうので、なかなかお顔を撮らせてもらえませんでした。

番所鼻自然公園

いきなり少々グロテスクないきものですが、3日目の番所鼻自然公園で撮影したフナムシです。海の岩場といえばフナムシ! ですが、意外とかわいい顔をしていると思うのは私だけでしょうか。気持ち悪いと感じるのは脚の数が多いせいだと思うので、ぜひ一度顔に注目してみてください。

番所鼻自然公園では、タツノオトシゴやその剥製も見られます。

 

手のひらサイズ、大きめだけど臆病なカニ。左手だけ大きい種類のようですが、正式な名前はわかりませんでした。とにかくこちらが気付く前に逃げてしまうシャイなお方です。

胸の×黒の模様がきれいなトンボ。こちらも残念ながら私のちからでは同定に至りませんでした。よく見ると不思議な脚ですよねえ、昆虫って(今更)。

公園内の岩場には常にたくさんのトンボが飛び回っていました。ふだん海に行くことが少ないこともあり、とても新鮮な光景。

公園内には海と森、二手に別れた散策コースがあります。こちらは森のコースを歩いているときに発見したツクツクボウシ。アブラムシやクマゼミよりもかなりスリムな体をしています。警戒心が強いうえに木に化けるのも上手なので、「鳴き声は聞こえるのになかなか見つからない虫」のトップ10には入りそうな昆虫です。

 

公園の入り口付近で発見したカマキリの幼体。木のベンチのうえでこうして構えていたのですが、なんとも可愛らしい威嚇ポーズを見せてくれました。ピコーンと反り返ったお腹もキュートです。小さいころは何でもかわいい。

 

(水成川駅にて)

番所鼻自然公園の最寄り駅「水成川駅」で出会ったコガネグモ。有名な種類ですが、このサイズははじめて見たので驚きました。

 

巨大なクモの近くにはこんな緑色の塊が。コガネグモの卵です。大きさは、ちょうど親グモの胴体(足を覗いた部分)くらい。このなかには小さいコガネグモがわんさか入っているのでしょう……ぞろぞろと出てくるところを想像すると、ちょっとだけ気持ち悪いです。

 

同じく水成川駅にて、壁にへばりつく何かの幼虫。マツムシのようですが詳しくはわかりません。それにしても触覚が長い!

西方海水浴場

快晴の土曜日、鹿児島県内トップレベルの美しい海を見に行きました。西方海水浴場です。そしてこちらはハンミョウの一種。シロヘリハンミョウでしょうか。

エメラルドグリーンの海はもちろん、西方に行くなら「人形岩」も外せません。

 

ハンミョウのなかでも小型で、手指の第一関節よりも小さい昆虫でした。ハンミョウは、人の歩くかなり先から飛んで逃げるので「道教え」の名前で親しまれてきましたが、写真のハンミョウは幸運にも手のなかで撮影させてくれました。ありがとうございます。

 

(高城護国神社近くにて)

海辺での思わぬ出会いに興奮しながら、最寄りの「西方駅」まで帰る途中に寄り道。高城護国神社という小さな神社にお邪魔しようと思ったのですが、あまりに草が生い茂っていたので諦めました。

そしてまた駅に戻る途中で出会ったハンミョウ! ナミハンミョウといわれるハンミョウの代表格です。この夏はぜったいに出会いたいと思っていた虫のひとつ。興奮冷めやらぬ。

 

(水路?の近くにて)

ハンミョウを発見した場所のほど近く、水路のような小さな岩場で見つけたカニ。こんなところにもいるんですか。しかもけっこうな大きさ(5センチくらい)で、これでもかというくらい赤いので驚愕しました。こんなカニが人家の近くにもいるんですか……。

鹿児島市内の昆虫たち

(西郷屋敷跡公園にて)

ここからは、鹿児島市内で出会った昆虫たちの紹介です。上の写真はハンミョウ。そう、ふたたびです。

西方で発見してかなり興奮していたのですが、次の日も、その次の日も、市内の公園などでたくさん見ました。大阪では山に行かないと見れないような虫なのに……!

 

(まち巡りバス内にて)

西郷どんのまち巡りバスで、桜島フェリー乗り場ちかくまでを共にしたアオハナムグリ。おそらく迷い込んでしまったのでしょうが、写真の位置から移動することなくずっとモゾモぞしていました。

 

(かごしま水族館近くにて)

色が奇抜すぎるクモ。コガネグモの仲間でしょうか。詳しい種類はわからなかったのですが、とにかく体の突起と模様、色が個性的すぎます。大きさはそんなに大きくない印象ですが、これだけ派手だと撮らずにはいられません。

 

(桜島・月讀神社にて)

大阪でもよく見られるツバメシジミ。何度見てもお美しい。…と思いきや、どうやらツバメシジミとは少し違う様子。クロマダラソテツシジミのような感じですが、果たして……。

 

(城山公園遊歩道にて)

詳しい種類はわかりませんが、じっとこちらを見つめていたので撮らせてもらいました。ハエトリグモの一種ですね。ハエトリグモは永遠のアイドル。

風に揺れる枝葉の真似をしてユラユラしていたのでブレました(言い訳)ナナフシモドキの幼虫です。本格的に化ける木を目指して登山中でしょうか。がんばれ……!

 

鹿児島の虫といえばサツマゴキブリ。最終日にしてようやく出会えました。うつむいてジッとする姿は、嫌われ者のゴキブリのイメージとはかけ離れています。

 

見つけたときはオサムシかな? と思っていたのですが、ルイスオオゴミムシのようですね。胸のあたりが赤紫っぽく輝いているのが特徴的。「ゴミムシ」と付いているものの、「ルイス」のおかげで全体的にイメージアップしています。なんとなく、ですが。

 

今回の鹿児島6泊7日旅で出会ったいきものたちはこのくらい。今回は観光スポットの紹介を意識していたのでそれほど多くはないですが、少なくとも大阪では出会いにくい虫たちも見られたので満足です。観光スポットについては別記事で詳しくご紹介しているので、ぜひ見てみてください!